只今のオホーツクの時間は   です。



平成24年10月20日(土)〜22日(月)


流氷の町へ

今回の北海道ツアーは、オホーツク・ワールドです。
 10月中旬にも関わらず、強い風と真冬並みの寒さでした。

 いつものように、羽田空港第二ターミナルから出発です。午前11時10分ANA845便、ゲート67Bから搭乗します。
 目的地は、オホーツク紋別空港、1時間40分ほどのフライトの後、初めてローカル空港に降り立ちました。

 紋別空港ビルには、ボーディング・ブリッジが設置されていないので、タラップを使ってターマックに降り、徒歩で空港ビルへ。着陸寸前に、飛行機がかなり揺れましたが、歩いていてその理由が分かりました。台風並みの強い風が、吹いていました。

   空港ビルへ入るためドアを通るとすぐ目の前に搭乗待合室があり、搭乗客が待っています。

 紋別空港への直行便は、1日に1便で羽田空港へ引き返す飛行機に紋別空港からの搭乗客が乗って行きます。空港ビルは、地上2階建ての非常にコンパクトなビルで、1階には搭乗待合室のほかに、航空会社カウンター・事務所、出発・到着ロビー、売店、喫茶店、レンタカー会社カウンターがあり、2階には、送迎デッキ、展示コーナーなどがあります。

   ロビーで少し待っていると、前日から紋別市内に宿泊していた友人が、迎えに来てくれました。


広大な北海道

レンタカーを借り、紋別市内にあるイオンで酒を仕入れて、道道305号線で、本日宿泊予定の丸瀬布温泉にあるマウレ山荘へ向けて出発です。

 以前、この地域を走っていた「名寄本線」「湧網線」「興浜南線」などの鉄道は廃止され、現在は、車やバスが唯一の交通手段です。

 道道305号線沿いには、住友金属鉱山の経営によってかつて存在していた鴻之舞鉱山(金山)がありますが、現在は、鉱山跡碑や慰霊碑が、その存在を伝えているだけです。

 マウレ山荘へは、紋別空港から60qほどの距離がありますが、道路の通行量と信号の少なさで、1時間あまりで到着することができました。


大平高原

少し時間があったので、ホテルにチェック・インする前に、7月から9月までマウレ山荘が「星空ツアー」を行っている大平高原(ホテルの前の道を登っていって車で10分ほど)へ行ってみることにしました。

 ここは、戦後の緊急開拓政策として大平地区と命名され、昭和23年から31年にかけて42戸の農家が入植しましたが、高原のため長い間雪に閉ざされ、また大雪山からの風が強いため表土が飛ばされ農作物は限定されるうえ、収穫量も平地と比べ少なく、酪農も取り入れられましたが、冬期は交通が途絶するため牛乳の輸送が支障となるなどして、離農者が相次ぎ、昭和46年に無住化地区となったところです。

 当日は、風が強いこともありましたが、10月だというのに真冬並みの寒さで、広大な高原で悪戦苦闘した入植者の並々ならぬ苦労が想像できます。

 日も暮れてきたので、ホテルへ戻りますが、途中、思わず恐怖を感じる道路標識がありました。


マウレ山荘

本日宿泊するマウレ山荘は、森の中のスパ・リゾート・ホテルで、平成13年に完成した丸瀬布温泉のホテルです。マウレとはアイヌ語で「はまなす」の意味だそうです。

 館内は中央に暖炉を配した吹き抜けのロビーをはじめ、周囲の自然に調和したゆとりの空間が広がります。また、接客・サービスの良さ、地場産食材をふんだんに使った夕食などで、宿泊客から高い評価を得ています。

 夕食のおいしさに、思わず飲みすぎてしまい、部屋へ帰ると翌日の朝まで記憶がとんでしまいました。


計呂地

オホーツクの旅2日目、今回のツアーはあまり天候に恵まれていませんが、晴天の青空よりも、どんよりした曇り空のほうが、オホーツクの雰囲気にマッチしていて好きだと私の友人は言います。もっともレンタカーの移動なので、天候が悪くても苦にはなりません。本日の予定は、サロマ湖を経由して雄武町にあるホテル日の出岬までの車の旅です。

 車を運転していて北海道の広大さを感じるのは、一般道を走っていても高速道路並みのスピードで走れることです。直線道路が多く、市街地以外では、交通信号がほとんどありません(ただし、ねずみ取りには気をつけましょう)。

 レンタカーにオート・クルーズ機能がついていましたが、初めて一般道で使いました。

 約1時間ほどでサロマ湖に到着し、廃線となった湧網線の計呂地駅跡の公園である計呂路地交通公園へ行ってみました。客車や管理棟の駅長の家に泊まることができ、コインシャワーや洗濯機があります。5月1日〜10月31日利用可。夏場ライダーが利用しているようですが、当日はシーズンオフのせいか人影はありませんでした。


サロマ湖

次に、三里浜キャンプ場へ。

 サロマ湖とオホーツク海を仕切る細長い砂州地にある海浜キャンプ場です。

 右に雄大なサロマ湖の全景を、左に荒涼としたオホーツク海を臨むことができ北海道ならではの大自然に触れられます。


コムケ湖から紋別市内へ

その後、オホーツクライン(国道238号線)を北上し、コムケ湖畔に寄り、

 紋別市内で昼食をとったあと、紋別公園へ。公園内にある流氷展望台で紋別市街とオホーツク海を眺望します。

 流氷のシーズンであれば、壮大な流氷とその流氷を砕き進むガリンコ号U(流氷砕氷船)を見ることができるのですが、その頃の寒さにはとても耐えられそうにありません。


オホーツク紋別空港利用促進助成事業

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早めにチェック・インするため、一路、雄武町ホテル日の出岬を目指します。

 実は、今回のツアーは、雄武町に宿泊するのが主な目的です。羽田−紋別空港間の直行便は、その利用率から廃止の危機にあり、雄武町ではその存続のため、

 「オホーツク紋別空港利用促進助成事業」を行っており、片道1万円・往復2万円の航空運賃を助成しています。

 助成の条件として雄武町にある宿泊施設に宿泊しなければなりません。ANAの旅割を使うと航空運賃は往復で2万8千円なので、2万円の助成があると8千円で、羽田―紋別空港間を往復することができます。


ホテル日の出岬

午後3時頃ホテルに到着し、部屋でくつろぎます。ホテルの通路から、ふと外をみるとホテルの脇は牧場になっていて、数十頭の牛が放牧されています。

 各部屋は、全室オーシャンビューになっていてオホーツク海 を一望することができます。明け方には海上に日の出を見ることができ、ホテルの名の由来にもなっていますが、翌朝は天候が悪く、日の出の時間には空が雲で覆われていたため、見ることができませんでした。

 このホテルは、もともと雄武町が経営していましたが、現在は民営化されています。日帰り入浴ができるので、地元の人たちが訪れ、駐車場が混雑していました。温泉に浸かり、夕食をとって、オホーツク・ツアー2日目が終了です。


最終日

オホーツク・ツアー3日目

 日の出を見ようと早起きをし、窓の外を見ると、まだ暗い海上に幾つもの漁火が灯っていました。夜が明ける頃には、漁を終えた漁船が、ホテル近くの漁港に帰港していきます。

 朝食の後、雄武町市街地へ。風の丘公園で、パークゴルフを楽しみました。最初は、私は、乗り気ではなかったのですが、やってみると意外に面白く、終わってみれば、初めてやった私の方が、スコアが良かったので、友人は悔しがっていました。

 本日は、ツアー最終日。あっという間の3日間です。紋別市内へもどり、レンタカーに給油。全行程300qほどでしたが、燃費が良くリッター当たり16qで、交通費も安く上がりました。  午後1時50分紋別空港発ANA846便、羽田行き。雄大な北海道をあとに、現実世界へ帰っていきます。



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